2007/05/25

IPマルチキャストを使う

2007.6.7(木):注意!この記事の内容は正しくない可能性があります。現在詳細を調査中です。近日中に訂正記事を掲載します。

恥ずかしながら、あまりIPマルチキャストというものを使ったことがなかった。ちょっと勉強してみた。

IPマルチキャストを使用する場合、そのホストが持っているネットワークインターフェースの内、どのインターフェースの先にIPマルチキャストネットワークが存在しているかを指定しなければならないできる。例えば、eth0の先にIPマルチキャストネットワークが存在していれば、
# ip route add 224.0.0.0/4 dev eth0
の様に経路(ルーティング)を設定する。
起動時から有効にしたい場合は、/etc/sysconfig/static-routesに以下の行を追加する。
any net 224.0.0.0/4 dev eth0
なお、ifconfigコマンドの出力に、
eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr XX:XX:XX:XX:XX:XX
inet addr:XXX.XXX.XXX.XXX  Bcast:XXX.XXX.XXX.XXX  Mask:XXX.XXX.XXX.XXX
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1496  Metric:1
RX packets:5729 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:5987 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:1000
RX bytes:603345 (589.2 KiB)  TX bytes:1081601 (1.0 MiB)
の様に、マルチキャストフラグが設定されていることが判るが、これだけではアプリケーションからマルチキャスト通信を行うことができない場合があるので、注意が必要。

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