2012/09/30

Windows Server 2008 R2のServer Coreインストールで、リモートデスクトップ(RDP)を有効化する

Windows Server 2008 R2をServer Coreインストールしたマシン上で、リモートデスクトップ(Remote Desktop, RDP)を有効化する方法を紹介する。

Server Coreインストールでは、ローカルデスクトップでは、GUI操作の制限が大きいため、RDPに頼る場面は少ないが、それでも利用場面が無いわけではない。

フルインストール(通常のインストール)では、サーバマネージャの「役割の追加」から有効化できるが、Server Coreインストールでは、サーバマネージャを起動することができないので、代わりに、sconfigコマンドを利用する。コマンドプロンプトやPowerShellから、
C:\Users\Administrator>sconfig
と入力する。
Microsoft (R) Windows Script Host Version 5.8
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                         サーバー構成
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1) ドメイン/ワークグループ:                     ワークグループ:  WORKGROUP
2) コンピューター名:                            WIN-L6AC21GB0FM
3) ローカル管理者の追加
4) リモート管理の構成

5) Windows Update の設定:                        手動
6) 更新プログラムのダウンロードとインストール
7) リモート デスクトップ:                        無効

8) ネットワーク設定
9) 日付と時刻

10) ユーザーのログオフ
11) サーバーの再起動
12) サーバーのシャットダウン
13) 終了してコマンド ラインに戻る


選択するオプションの番号を入力してください: 7

「サーバー構成」メニューが表示されるので、リモートデスクトップの設定を変更するため、「7」を入力する。

リモート デスクトップを有効(E)または無効(D)にしますか? (入力なし=キャンセル) E


「リモート デスクトップを有効(E)または無効(D)にしますか?」に対して、「E」を入力する。

1) ネットワーク レベル認証を使うリモート デスクトップを実行しているクライアント
のみを許可する (高セキュリティ)

2) 任意のリモート デスクトップを実行しているクライアントを許可する (低セキュリテ
ィ)

選択するオプションの番号を入力してください: 1

リモート デスクトップを有効にしています...
「ネットワーク レベル認証を使うリモート デスクトップを実行しているクライアントのみを許可する」を選択するために「1」を入力する。

「リモートデスクトップ」ダイアログが表示される。「OK」ボタンを押下する。

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